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中古車サイトでハリアーを見ていると、『同じハリアーなのに、形がだいぶ違う』と気づきますよね。昔の形のハリアーが、ぐっと手ごろな値段で並んでいることもあります。
結論から言うと、旧型の3代目(60系)は「予算を抑えて、ハリアーらしい上質さを手に入れたい方」には十分な選択肢です。ただ、安全装備と燃費は現行の80系が一歩先を行きます。
この記事を読めば、60系と80系の見分け方と、旧型を選んでいい人がはっきりします。
ハリアーの旧型はどれのこと?
「旧型」と言っても、ハリアーには4つの世代があります。多くの場合、旧型と言えば1つ前の3代目(60系)を指します。
| 世代 | 通称 | 型式 | 国内の販売期間 |
|---|---|---|---|
| 初代 | 10系 | SXU1#/MCU1#/ACU1# | 1997年12月〜2003年2月 |
| 2代目 | 30系 | ACU3#/MCU3#/GSU3#、MHU38 | 2003年2月〜2013年 |
| 3代目 | 60系 | ZSU6#/ASU6#/AVU65 | 2013年12月〜2020年6月 |
| 4代目(現行) | 80系 | MXUA8#/AXUH8#/AXUP85 | 2020年6月17日〜 |
型式の「#」には、駆動方式などを表す数字が入ります。
『昔のハリアーって、もっと丸い形じゃなかった?』という方もいるはずです。それは初代や2代目のことかもしれません。
初代と2代目は、海外では「レクサス RX」として売られていた車なんです。
3代目からは国内専用車として作られています。いまのハリアーの雰囲気に近いのは、この3代目からですね。
それぞれの世代の詳しい見分け方はハリアーの歴代モデル一覧でまとめています。
中古車で「旧型」と書かれているのは、ほとんどが3代目の60系です。2013年12月から2020年6月まで販売されていました。
60系と80系の違いを表で比べる
60系と80系の大きな違いは、選べるエンジンと、車の土台です。80系はトヨタのTNGA-K系の土台で作られていて、RAV4やレクサス NXと同じ系統です。
| 項目 | 60系(3代目) | 80系(4代目・現行) |
|---|---|---|
| 販売期間 | 2013年12月〜2020年6月 | 2020年6月17日〜 |
| ガソリン車 | 2.0L(ZSU6#) | 2.0L(MXUA8#)2026年8月で廃止 |
| ターボ | 2.0Lターボ(ASU6#)2017年6月追加 | 設定なし |
| ハイブリッド | AVU65 | AXUH80/AXUH85 |
| PHEV | 設定なし | AXUP85 2026年8月で廃止 |
| 新車で買えるか | 買えない | 2.5Lハイブリッドのみ |
80系の数字はトヨタ公式の主要諸元表(2026年8月)です。60系の細かい諸元は年式とグレードで違うので、検討している車の車検証や当時のカタログで確かめてみてください。
現行80系は、全長4,740mm、全幅1,855mm、全高1,660mmです。燃費はWLTCでG 2WDが22.7km/L、Z系2WDが22.4km/Lです。
最小回転半径は、80系のZ系が5.7m、Gが5.5mです。駐車場での取り回しも、60系と乗り比べてみると違いが分かりやすいところですね。
60系との大きな差を感じやすいのは、安全装備です。80系の現行モデルには、Toyota Safety Senseとしてプリクラッシュセーフティやレーダークルーズコントロール(全車速追従)、PDAなどが全車に付いています。

60系の前期と後期はどう見分ける?
60系の中古を探していると「後期」という言葉をよく見かけますよね。60系は、2017年6月の改良で2.0Lターボが追加されました。この改良以降を後期と呼ぶことが多いです。
いちばん確実な見分け方は、車検証の初度登録年月を見ることです。2017年6月より前なら前期、後なら後期と考えてみてください。
- 車検証の「型式」がZSU6#/ASU6#/AVU65のどれかを確かめる
- ASU6#ならターボなので後期と分かる
- ZSU6#とAVU65は初度登録の年月を見る
- 2017年6月以降なら後期の可能性が高い
- 迷ったら販売店に改良前後どちらかを聞く
例えばこんな会話になることがあります。
「この60系、後期って書いてあるけど本当?」
「車検証の初度登録を見せてもらえば分かりますよ」
外観の違いだけで判断すると、社外パーツで前期を後期風にしている車もあります。書類で確かめるのが確実です。
前期と後期では、同じ60系でも装備に差があることがあります。気になる装備がある時は、その車に付いているかを販売店で1つずつ確かめてみてください。
旧型を中古で買う価値はある?
ここが一番気になるところですよね。結論から言うと、使い方と予算しだいで十分あります。
新車の80系は、’26年8月現在のメーカー希望小売価格(消費税込)でG 2WDが4,396,700円からです。Z“Leather Package”の2WDは5,186,500円です。
60系は販売終了から年数が経っているぶん、中古の価格はかなり下がっています。具体的な相場は年式・走行距離・地域で大きく変わるので、ここでは言い切りません。
- 車両価格を大きく抑えられる
- 2.0Lターボなど、80系に無いエンジンが選べる
- 内装の上質さはハリアーらしさが十分ある
- 安全装備は80系の現行モデルより世代が古い
- 年式が古いほど修理や部品交換の出費が増えやすい
- 2013年登録の車は、2026年で13年を超えて税金が上がる
ターボが気になる方は多いはずです。80系にはターボの設定がありません。力強い加速を楽しみたい方には、60系後期のターボが唯一の選択肢なんです。
維持費はどれくらい違う?
『安く買えても、維持費が高かったら意味ないよね』という声もよく聞きます。ここは大事なところです。
現行80系のハイブリッドは、2.487Lで自動車税が年43,500円です。燃費はWLTCで21.7〜22.7km/L、燃料は無鉛レギュラーです。
60系の自動車税は、排気量と登録時期で額が変わります。燃費もエンジンと年式で違うので、検討している車のカタログ値を確かめてみてください。
一般に、年式が古い車ほど、部品の交換や修理にお金がかかりやすくなります。買う時の安さだけでなく、乗っている間の出費も合わせて考えておきましょう。
自動車税と重量税は、新車登録から13年を超えると高くなります(ハイブリッドは重課の対象外)。2013年〜2014年登録の60系は、この時期にかかります。車検証の初度登録で確かめておきましょう。
60系と80系、どっちを選ぶ?
ここまでの話を、選び方の目安にしてみますね。当てはまるほうを見てみてください。
- 予算を抑えてハリアーに乗りたい
- 2.0Lターボの走りを楽しみたい
- 年間の走行距離が短く、燃費の差が気になりにくい
- 古い年式の手入れや修理に抵抗がない
- 新しい安全装備を重視したい
- 燃費を重視したい(WLTC 21.7〜22.7km/L)
- 長く乗るつもりで、保証も欲しい
- AC100V・1500Wのコンセントを使いたい(2026年8月改良後は全車標準)
80系にも、中古ならガソリン車とPHEVがあります。この2つは2026年8月で廃止されたので、新車では選べません。選び方はハリアーのガソリン車・PHEVは廃止で詳しく書いています。
『いっそ次の新型を待ったほうがいい?』と迷う方もいるはずです。
フルモデルチェンジは未発表なので、待つかどうかの考え方はハリアーのフルモデルチェンジはいつ?を見てみてください。

初代や2代目の「昔の形」が好きな方へ
『60系よりもっと前の、昔の型が好き』という方もいますよね。初代10系や2代目30系にも、根強いファンがいます。
ただ、どちらも新車から13年をとうに超えています。税金が上がるうえ、部品が手に入りにくくなっていることもあります。
乗るなら、整備の記録がしっかり残っている車を選ぶのが安心です。近くに古い車を見てくれる整備工場があるかも、先に探しておくといいですよ。
旧型の中古を探す時のチェックポイント
60系は年数が経っているので、1台ごとの状態の差が大きいです。価格だけで決めず、中身を見てみてください。
同じ予算なら、年式の新しさより状態の良さを優先したほうが、買った後の出費は抑えやすいです。迷ったら、整備の記録が多く残っている車を選んでみてください!
- 型式と初度登録年月(前期か後期か、13年を超えるか)
- 走行距離と点検記録簿があるか
- ハイブリッド(AVU65)なら、補機バッテリーや駆動用電池の点検歴
- 修復歴の有無と、その内容
- 社外パーツの有無と、純正部品が残っているか
ハイブリッドのAVU65は、型式の末尾が65なのでE-Fourです。60系のハイブリッドは4WDだけと考えておくと探しやすいですよ。
ターボのASU6#は、2017年6月以降の車だけです。ターボを狙うなら、自然と後期の中から探すことになります。
社外のホイールやエアロが付いている車は、見た目は魅力的ですよね。ただ、車検に通る状態かどうかは確かめておきたいところです。純正部品が一緒に付いてくるかも聞いてみてください。
中古は在庫によって価格がかなり違います。型式と年式、走行距離で絞って並べてみると、自分の予算でどの年式が狙えるか見えてきます。
ハリアー買いたいドットコム
ハリアーの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、ハリアーの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
80系の新車も比べたい方は、値引きの相場をハリアーの値引き相場と限界額で確認しておくと、旧型との差額が分かりやすくなります!

よくある質問
ハリアーの旧型とは何系のことですか?
多くは3代目の60系を指します。2013年12月から2020年6月まで販売されていたモデルです。それより前の30系や10系を指して「昔のハリアー」と呼ぶこともあります。
60系の後期はいつからですか?
2017年6月の改良で2.0Lターボが追加されました。この改良以降を後期と呼ぶことが多いです。車検証の初度登録年月で確かめてみてください。
60系と80系で大きく違うのはどこですか?
選べるエンジンと安全装備です。60系には2.0Lターボがあり、80系には無い一方で、80系の現行モデルはToyota Safety Senseの装備が新しくなっています。
60系のハイブリッドは2WDもありますか?
型式はAVU65で、E-Four(4WD)の設定です。2WDのハイブリッドを探すなら、80系のAXUH80が対象になります。
旧型の中古は税金が高いですか?
新車登録から13年を超えると、ガソリン車は自動車税と重量税が上がります。2013年〜2014年登録の60系は、この時期にかかるので確かめておきましょう。
まとめ
- ハリアーの旧型は、多くの場合3代目の60系(2013年12月〜2020年6月)を指す
- 60系は2.0L・2.0Lターボ・ハイブリッド(AVU65)、80系は現行で2.5Lハイブリッドのみ
- 前期と後期は2017年6月の改良が目安。車検証の初度登録で確かめる
- 予算重視やターボ好きなら60系、安全装備と燃費重視なら80系
- 2013年〜2014年登録の60系は13年超えで税金が上がる点に注意





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