ハリアーのPHEV・ガソリン車は廃止|中古でどう選ぶか

ハリアーのPHEVとガソリン車が廃止され現行がハイブリッドだけになったことを示すアイキャッチ

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『ハリアーのPHEVが欲しかったのに、カタログから消えている』と驚いた方もいるはずです。ガソリン車を探していた方も同じですよね。

結論から言うと、トヨタ ハリアーのPHEVと2.0Lガソリン車は、2026年8月3日の一部改良で廃止されました。いまの新車は全車が2.5Lハイブリッドです。

どうしても欲しいなら、中古で探すことになります。

この記事では、廃止の中身と、中古でどの型式をどう選ぶかが分かります。

目次

ハリアーのPHEVとガソリン車はいつ廃止された?

廃止は2026年8月3日の一部改良です。トヨタ公式のニュースリリースで、ガソリン車とPHEVをなくし、ハイブリッド(HEV)に一本化すると発表されました。

『生産終了って、ハリアーそのものが終わるの?』と心配した方もいるかもしれません。

そうではありません。終わったのはパワートレインの一部で、ハリアーは4代目(80系)として販売が続いています。

パワートレイン4代目の型式設定時期2026年8月以降
2.0LガソリンMXUA80(2WD)/MXUA85(4WD)2020年6月〜廃止
2.5LハイブリッドAXUH80(2WD)/AXUH85(E-Four)2020年6月〜継続
PHEVAXUP85(E-Fourのみ)2022年10月追加(メディア情報)廃止

出典はトヨタ公式の主要諸元表(2026年8月)とニュースリリースです。PHEVの追加時期はメディア情報で、正確な発売日は公式で確かめきれていません。

型式を見ると、4代目は頭のアルファベットでパワートレインが分かります。MXUAがガソリン、AXUHがハイブリッド、AXUPがPHEVです。

末尾の数字は、80が2WD、85が4WDです。中古車を見る時は、車検証のこの部分を見るだけで中身が分かりますよ。

新車で選べるのはHEVだけ

2026年8月改良後のハリアーは、G・Z・Z“Leather Package”と特別仕様車 Night Shadeのすべてが2.5Lハイブリッドです。ガソリン車とPHEVを新車で注文することはできません。

ハリアーの世代ごとの流れはハリアーの歴代モデル一覧で見られます。

なぜガソリン車とPHEVはなくなったのか

トヨタは廃止の理由を細かく説明していません。なので、ここは公式の発表から分かる範囲で書きますね。

分かっているのは、改良と同時にAC100V・1500Wのコンセントが全車標準になったことです。非常時給電システムと外部給電アタッチメントも付いています。

車から家電に電気を出せることは、PHEVが選ばれる理由の1つでした。HEVの全車にこの装備が付いたことで、ラインアップをHEVにまとめやすくなった、と見ることもできます。

ただ、これはあくまで発表内容からの見方です。実際の理由は公表されていません。

『じゃあHEVで十分なの?』と思う方もいるはずです。使い方によっては、そうとも言い切れないんです。

次の章で違いを並べてみます。

現行のコンセントの注意

AC100V・1500Wのコンセントはラゲージ右側に1個です。スペアタイヤ(-34,100円)を選ぶと、コンセントは付きません。

ガソリン車・PHEV・HEVは何が違った?

3つのパワートレインを、燃費と特徴で並べてみましょう。数字はトヨタ公式値とメディア値が混ざるので、出典を添えています。

項目2.0Lガソリン(廃止)PHEV(廃止)2.5L HEV(現行)
エンジンM20A-FKS 2.0L2.5L+大きな電池A25A-FXS 2.487L
燃費(WLTC)15.4〜15.8km/L前後(メディア値)20.5km/L21.7〜22.7km/L
EV走行距離なし93km(WLTC)短距離のみ
駆動2WD/4WDE-Fourのみ2WD/E-Four
燃料ガソリンガソリン+充電無鉛レギュラー

現行HEVの燃費は、G 2WDで22.7km/L、Z系2WDで22.4km/Lです。E-FourはG 22.0km/L、Z系21.7km/Lになります。

ガソリン車との差は、WLTCで6〜7km/L前後あります。「ハリアー ガソリン 燃費」で気になっていた方は、この差を目安にしてみてください。

PHEVの特徴は、93kmのEV走行です。毎日の通勤が短く、自宅で充電できる方なら、ガソリンをほとんど使わずに走れる場面もあったんです。

燃費の差は年間の燃料代でいくら?

燃費の数字だけだと、差がピンと来ないですよね。仮に年1万km走り、ガソリン1Lを170円として計算してみます。

仕様燃費(WLTC)年間の給油量年間の燃料代
2.0Lガソリン(廃止)15.4〜15.8km/L前後約633〜649L約10.8万〜11.0万円
現行HEV Z系 2WD22.4km/L約446L約7.6万円
現行HEV G 2WD22.7km/L約441L約7.5万円

ガソリン車とHEVの差は、年3万円台になります。5年乗れば15万円以上の差です。

実際の燃費は、走り方や季節でカタログ値より下がることが多いです。それでも、差の大きさはこの表が目安になりますよ。

年2万km走る方なら、差はさらに倍になります。走る距離が長い方ほど、HEVを選ぶ意味が大きくなるんです。

ハリアーの2.0Lガソリン車・PHEV・HEVの燃費と特徴を並べた図解

いまガソリン車を中古で選ぶならどこを見る?

ガソリン車の良さは、車両価格の安さでした。

改良前は、ガソリンのGが371万円台から選べたんです。中古でも、同じ年式ならHEVより手ごろなことが多いです。

ただ、燃料代はHEVより多くかかります。年間の走行距離が長い方ほど、その差は大きくなります。

例えばこんな会話になることがあります。

「中古のガソリン車、HEVより安かったよ」
「でも毎日の通勤で何キロ走るんだっけ?」

走る距離が短い方なら、ガソリン車の安さが活きます。長い方は、燃料代の差で数年後に追いつかれることも。

ガソリン車の中古で確かめたいこと
  • 車検証の型式がMXUA80(2WD)かMXUA85(4WD)か
  • 初度登録の年月(2020年6月以降が4代目)
  • 走行距離と点検記録簿の有無
  • 改良前後どちらのモデルか(装備の差)
  • 自分の年間走行距離で燃料代がいくら変わるか

自動車税は排気量で決まります。現行HEVの2.487Lは年43,500円です。

ガソリン車は2.0Lなので区分が1つ下になります。登録時期でも額が変わるので、車検証で確かめておきましょう。

ガソリン車の4WD(MXUA85)を探す方もいるはずです。呼び方もE-Fourではなく、ただの4WDとして扱われます。

雪道で使う予定なら、4WDかどうかを型式の末尾で確かめておきましょう。MXUA80は2WDなので、見落とさないようにしてみてください。

PHEVを中古で選ぶならどこを見る?

PHEVは台数がもともと少なめです。探す時は、条件をゆるめに広げておくと見つけやすいですよ。

『PHEVの電池って、中古で大丈夫なの?』という不安は自然です。

ここが大事なところなんです。

電池の状態は、見た目では分かりません。販売店に、充電した時のEV走行距離の目安や点検の記録を聞いてみてください。

PHEVの中古で確かめたいこと
  • 型式がAXUP85であること(PHEVはE-Fourのみ)
  • 自宅に200Vの充電設備を置けるか
  • 満充電時のEV走行距離の目安を販売店に聞けるか
  • メーカー保証の残りと引き継ぎの手続き
  • 充電ケーブルなどの付属品がそろっているか

充電できる環境が無いと、PHEVの強みはほとんど活きません。家で充電できない方は、HEVを選んだほうが満足しやすいです。

例えばこんな会話になることがあります。

「PHEVの中古、思ったより手ごろだったよ」
「マンションだと充電できる場所はあるの?」

集合住宅にお住まいの方は、駐車場に充電設備を置けるかが先に問題になります。管理組合への相談が必要なことも多いので、買う前に確かめておきましょう。

PHEVはE-Fourだけの設定です。2WDのPHEVは無いので、探す時に迷わずに済みますよ。

充電環境なしのPHEVは損になりやすい

PHEVは大きな電池を積むぶん、車が重くなります。充電せずに走ると、ハイブリッドとして走るだけになります。買う前に、自宅での充電方法を決めておきましょう。

ハリアーのガソリン車とPHEVを中古で選ぶ時の確認点を並べた図解

中古で探すか、新車のHEVにするか

ここまでを踏まえて、どちらを選ぶかの目安をまとめてみますね。

こんな方おすすめ理由
予算を抑えたい・走行距離が短い中古のガソリン車車両価格が手ごろ
自宅で充電できる・通勤が短い中古のPHEVEV走行93kmを活かせる
新しい装備と保証が欲しい新車のHEV1500Wコンセントが全車標準
長く乗りたい・走行距離が長い新車のHEV燃費22.7km/L(G 2WD)

新車のHEVは、’26年8月現在でG 2WDが4,396,700円からです。最上位のZ“Leather Package・Night Shade”のE-Fourは5,561,600円です。

旧型の3代目(60系)も候補に入れるなら、ハリアー60系と80系の違いで比べられます。次の型を待つか迷う方はハリアーのフルモデルチェンジはいつ?も見てみてください。

中古のガソリン車・PHEVを探す順番
  1. ガソリン車かPHEVかを、走る距離と充電環境で決める
  2. 型式(MXUA80/MXUA85/AXUP85)で絞り込む
  3. 初度登録の年月と走行距離で候補を並べる
  4. 点検記録簿と保証の残りを販売店で確かめる
  5. 同じ予算で新車HEVの見積もりとも比べる

中古は、同じ条件でも在庫によって価格がかなり違います。型式と年式、走行距離で絞って並べると、相場の感覚がつかみやすくなりますよ。

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今の車の買取相場と、ハリアーの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

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※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

新車のHEVに決めた方は、値引きの相場をハリアーの値引き相場と限界額で確認してから商談に行くと安心です!

ハリアーを中古のガソリン車・PHEVで買うか新車HEVで買うかの判断表の図解

よくある質問

ハリアーのPHEVは生産終了ですか?

はい。2026年8月3日の一部改良でPHEVは廃止されました。新車では選べないので、欲しい場合は中古で探すことになります。

ハリアーのガソリン車も無くなったのですか?

はい。同じ改良で2.0Lガソリン車も廃止されました。いまの新車は全車2.5Lハイブリッドです。

ハリアーのガソリン車の燃費はどれくらいですか?

メディア値でWLTC 15.4〜15.8km/L前後です。現行のハイブリッドはWLTC 21.7〜22.7km/Lなので、差はかなりあります。

PHEVのEV走行距離はどれくらいでしたか?

WLTCで93kmです。燃費は20.5km/Lでした。自宅で充電できる方ほど、強みを活かしやすい仕様です。

中古でガソリン車かPHEVかを見分けるには?

車検証の型式を見ます。ガソリン車はMXUA80/MXUA85、PHEVはAXUP85、ハイブリッドはAXUH80/AXUH85です。

まとめ

この記事の要点
  • ハリアーのPHEVと2.0Lガソリン車は2026年8月3日の一部改良で廃止
  • いまの新車は全車2.5Lハイブリッドで、1500Wコンセントが全車標準
  • ガソリン車はWLTC 15.4〜15.8km/L前後(メディア値)、PHEVは20.5km/L・EV走行93km
  • 中古は型式(MXUA8#/AXUP85)と年式、走行距離で絞って選ぶ
  • PHEVは自宅で充電できる方向き。充電できないならHEVが無難
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ハリアー買いたいドットコム 編集部

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