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トヨタ ハリアーの顔つきをもう少し引き締めたい。そう考えて、メッシュグリルへの交換を調べている方も多いはずです。
結論から言うと、いちばん手間が少ないのは特別仕様車のZ“Night Shade”を選ぶことです。メッシュタイプのミッドグリルが最初から付いています。
すでに乗っているハリアーを変えるなら、純正部品か社外グリルへの交換になります。この記事では、グリルの場所ごとの違いと、エンブレムの話、交換前に確かめることを順に見ていきます。
ハリアーのフロントグリルはどこからどこまで?
ひと口に「グリル」と言っても、ハリアーの顔にはいくつかのパーツがあります。どこを変えたいのかで、選ぶ部品も費用も変わるんです。
まずは場所と呼び方を押さえておきましょう。
| 呼び方 | 場所 | 交換した時の変化 |
|---|---|---|
| フロントアッパーグリル | ボンネット先端のすぐ下、エンブレムまわり | 顔の印象がいちばん変わる |
| フロントミッドグリル | バンパー中央の大きな開口部 | メッシュにすると精悍に見える |
| ロアグリル | バンパーの最も下の開口部 | 低く、ワイドに見せる効果 |
| メッキモール | グリルの縁やバンパーの横線 | 色で高級感か引き締めかが決まる |
『メッシュグリルって、どこのこと?』と迷いますよね。一般にハリアーで「メッシュグリル」と言う時は、バンパー中央のミッドグリルを網目模様のものに変える話が中心です。
ロアグリルまで同じ網目にそろえると、顔全体に統一感が出ます。ただ、部品が増えるぶん費用も上がります。
交換したい場所と、メッキを残すか黒でそろえるかを先に決めておくと、部品選びで迷いにくくなります。

メッシュグリルが付いたNight Shadeという選び方
実は、新車で買うなら交換しなくてもメッシュグリルの顔が手に入ります。特別仕様車のZ“Night Shade”です。
2026年8月の一部改良で、Night Shadeには黒い加飾パーツが追加されました。トヨタ公式の装備一覧では、顔まわりはこうなっています。
| 部位 | Night Shadeの仕様(トヨタ公式) |
|---|---|
| フロントアッパーグリル | ブラックメタリック塗装 |
| フロントミッドグリル | メッシュタイプ・艶あり黒塗装 |
| フロントバンパーアッパーメッキモール | 漆黒メッキ |
| リヤバンパーメッキモール | 漆黒メッキ |
| マフラーカッター | ブラックメッキ |
| ホイールナット | ブラック塗装 |
メッシュのミッドグリルに加えて、メッキ部分まで黒系でそろっています。後から一つずつ交換するより、仕上がりの統一感は高いです。
価格も見ておきましょう。’26年8月現在のメーカー希望小売価格(消費税込・2WD)です。
| グレード | 価格(2WD) | 価格(E-Four) |
|---|---|---|
| Z | 4,866,400円 | 5,086,400円 |
| Z“Night Shade” | 5,021,500円 | 5,241,500円 |
| Z“Leather Package” | 5,186,500円 | 5,406,500円 |
| Z“Leather Package・Night Shade” | 5,341,600円 | 5,561,600円 |
ZとZ“Night Shade”の差は、2WDで15万5,100円です。『後から黒いパーツを集めるより安いかも』と感じる方もいるはずです。
ただ、Night ShadeはZがベースなので、Gでは選べません。Gで黒い顔にしたい場合は、後から交換する方法になります。
Night Shadeで選べるボディカラーは、販売店で最新の情報を確かめておきましょう。現行のハリアーのボディカラーは3色です。
色そのものの選び方はハリアーのボディカラー一覧と人気色にまとめています。
今のハリアーをメッシュグリルに交換するには
すでに乗っているハリアーなら、交換の方法は大きく2つです。
1つ目は、Night Shadeと同じ純正部品を販売店で取り寄せる方法です。2つ目は、カスタムメーカーが出している社外のメッシュグリルを付ける方法です。
| 交換の方法 | よいところ | 気をつけるところ |
|---|---|---|
| 純正部品の取り寄せ | 形とすき間がぴったり合う | 対応する年式か確認が要る |
| 社外メッシュグリル | 網目の形や色を選べる | 品質と取り付け精度に差がある |
| 上から貼るカバータイプ | 費用が抑えやすい | 外れやすさと見た目の段差 |
部品代や工賃は、メーカーや年式で大きく変わります。この記事で金額は断定しないので、見積もりで部品代と工賃を分けて出してもらってみてください。
例えば販売店では、こんなやり取りになることが多いです。
「Night Shadeのミッドグリルを、うちのZに付けられますか?」
「年式と型式を見て、部品が合うか調べますね。バンパーを外す作業になるので工賃も別にかかります」
車検証の型式(2WDならAXUH80、E-FourならAXUH85)と初度登録年月を伝えると、話が早く進みます。
- 車検証で型式と年式を確認する
- 純正か社外か、交換する部位を決める
- 販売店か取り付け店で部品代と工賃の見積もりを取る
- レーダーやカメラへの影響がないか確認してもらう
- 取り付け後にToyota Safety Senseの動作を確かめる
ロアグリルとメッキモールを変えると印象はどう変わる?
ミッドグリルだけでなく、ロアグリルやメッキモールも顔の印象を左右します。ここ、意外と見落とされがちなんです。
標準のZはメッキが光る、上品な顔つきです。メッキを黒にすると、同じ形でもぐっと引き締まって見えます。
- 高級感と上品さが出る
- 白や明るい色のボディで華やかに見える
- 標準のままなので売る時に説明が要らない
- 精悍で落ち着いた印象になる
- 黒いボディだと一体感が出る
- 白いボディだと黒の部分が目立つ
ロアグリルは地面に近いので、飛び石や縁石で傷が付きやすい場所です。社外品にする時は、素材の強さも見ておきましょう。
フロントスポイラーなどのエアロと一緒に考えるなら、ハリアーのモデリスタ・TRDエアロの価格と見た目も参考になります。エアロとグリルを別々のメーカーでそろえると、形が合わないことがあるので注意してください。
車高まで変えて低く見せたい方は、ハリアーのローダウン・リフトアップの定番と車検の注意も見ておきましょう。

ハリアーのエンブレムは鳥?昔のマークと今のマーク
『ハリアーのマークって鷲(わし)じゃないの?』と思っている方、けっこう多いですよね。
ハリアーという名前は、英語の「harrier」から来ています。日本語ではチュウヒと呼ばれる、タカ科の鳥のことです。
なので、昔のハリアーに付いていた鳥のエンブレムは、鷲ではなくチュウヒをかたどったものです。翼を広げた形が鷲に見えるので、そう呼ばれることが多いんですね。
| 世代 | 型式(通称) | 販売時期(国内) |
|---|---|---|
| 初代 | 10系 | 1997年12月〜2003年2月 |
| 2代目 | 30系 | 2003年2月〜2013年 |
| 3代目 | 60系 | 2013年12月〜2020年6月 |
| 4代目(現行) | 80系 | 2020年6月〜 |
「昔のエンブレム」と言われるのは、主に3代目60系までの鳥のマークのことです。現行の80系では、フロントとリヤのエンブレムにトヨタのマークが使われています。
鳥のマークを懐かしむ声があるのはそのためです。80系に鳥のエンブレムを付けるカスタムもありますが、形や取り付け方が合うかは部品ごとに違います。
名前の由来をもっと知りたい方はハリアーの名前の由来とエンブレムの鳥を読んでみてください。
メーターやディスプレイに出るマークの意味を知りたい場合は、エンブレムとは別の話です。ハリアーの警告灯・警告音の意味と対処を見てみてください。
グリルやエンブレムを交換する前に確かめたいこと
ここが大事なところです。今のハリアーは、フロントまわりに安全装備のセンサーが付いています。
ハリアーのToyota Safety Senseは、ミリ波レーダーと単眼カメラで前を見ています。トヨタ車ではフロントのエンブレムの裏側にレーダーが付く車種が多く、エンブレムやグリルの交換が検知に影響することがあるんです。
『見た目だけの部品だから大丈夫でしょ』と思いがちですよね。ただ、プリクラッシュセーフティやレーダークルーズコントロールが正しく働かないと困ります。
エンブレムの裏やグリルの中にセンサーがある場合、電波を通さない素材の部品を付けると検知が弱くなることがあります。交換する時は、ハリアーに対応した部品か、取り付け店に確かめてもらいましょう。
- 車検証の型式と年式に合う部品か確認する
- レーダーやカメラの位置にかからないか確認する
- 純正部品を取っておけるか決めておく
- 取り付け後に警告灯が出ないか確かめる
- 部品代と工賃を分けた見積もりをもらう
外した純正のグリルとエンブレムは、捨てずに取っておくのがおすすめです。売る時に元に戻せるからです。
グリル交換は売る時にどう響く?
いつか乗り換える時のことも、少しだけ考えておきましょう。
一般に、メーカー純正の状態に近いほど、買い手を選ばないと言われます。社外グリルは好みが分かれるので、評価が伸びにくいこともあります。
一方で、Night Shadeのようにメーカーが最初から付けた黒い仕様は、純正として扱われます。後付けの社外品とは見られ方が違うんです。
| 状態 | 売る時の見られ方の目安 |
|---|---|
| 標準のまま | 買い手を選ばない |
| Night Shade(純正の黒仕様) | メーカー仕様として扱われる |
| 社外グリル(純正品あり) | 純正に戻せば影響を抑えやすい |
| 社外グリル(純正品なし) | 好みが分かれ、評価が伸びにくいことも |
金額の差は、時期や地域、車の状態で変わります。色やグレードでどれくらい差が出るかはハリアーのリセールバリューで詳しく見ています。
これから新車で買う方は、値引きの話とあわせてハリアーの値引き相場と交渉の順番も見ておくと、Night Shadeにするかどうかの判断がしやすくなります。
よくある質問
ハリアーのメッシュグリルは純正で選べますか?
特別仕様車のZ“Night Shade”とZ“Leather Package・Night Shade”には、メッシュタイプのフロントミッドグリルが付いています。GやZの標準車では付いていないので、後から交換する形になります。
ハリアーのエンブレムの鳥は何ですか?
チュウヒというタカ科の鳥です。英語の「harrier」がこの鳥を指します。鷲と呼ばれることもありますが、鷲ではありません。
現行のハリアーにも鳥のエンブレムは付いていますか?
4代目の80系では、フロントとリヤにトヨタのマークが付いています。鳥のエンブレムは主に3代目60系までの車に付いていたものです。
グリルを交換すると安全装備に影響しますか?
フロントまわりにはToyota Safety Senseのセンサーがあるため、部品によっては影響が出ることがあります。ハリアーに対応した部品を選び、取り付け店で動作を確かめてもらいましょう。
社外のメッシュグリルにすると下取りで不利ですか?
好みが分かれるため、評価が伸びにくいことはあります。外した純正部品を取っておき、売る前に戻せるようにしておくと安心です。
まとめ
- ハリアーの「メッシュグリル」はバンパー中央のミッドグリルを網目にする話が中心
- Z“Night Shade”なら新車でメッシュグリルと黒い加飾がそろう(2WDでZとの差は15万5,100円)
- 交換するなら純正部品の取り寄せか社外品。部品代と工賃は見積もりで確認
- エンブレムの鳥は鷲ではなくチュウヒ。現行80系はトヨタのマーク
- フロントまわりの交換はレーダーへの影響を取り付け店で確かめてもらう
- 外した純正部品は取っておくと、売る時に戻せる





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